2018-06-14 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
リスク評価に当たりましては、多数の専門家から構成される専門調査会が中心となりまして、動物を用いた急性毒性試験、発がん性試験、あるいは遺伝毒性試験等々の各種試験結果のほか、人で知られている知見、こういったものも含めた最新の科学的知見に基づき検証し、我が国における添加物等のいわゆる一日摂取許容量、こういったものを設定してございます。
リスク評価に当たりましては、多数の専門家から構成される専門調査会が中心となりまして、動物を用いた急性毒性試験、発がん性試験、あるいは遺伝毒性試験等々の各種試験結果のほか、人で知られている知見、こういったものも含めた最新の科学的知見に基づき検証し、我が国における添加物等のいわゆる一日摂取許容量、こういったものを設定してございます。
具体的に申し上げますと、多数の専門家から構成されます添加物専門調査会が中心となって、動物を用いた急性毒性試験、発がん性試験、遺伝毒性試験などの各種試験結果のほか、人で得られて知られております知見も含めた最新の科学的知見について検証し、我が国における添加物の一日摂取許容量などを設定しております。
その評価におきましては、一般的に急性毒性や発がん性あるいは遺伝毒性、こういった各種試験結果を基に、先ほど御説明申し上げました一日摂取許容量等について判断しておりますけれども、農薬の毒性の特性に応じまして発達神経毒性等の毒性についても評価を行っております。
○斉藤(和)委員 つまり、平成八年の段階ではアカネ色素は安全だとされていたけれども、二〇〇四年、平成十六年段階で、遺伝毒性と肝臓への発がん性が認められているということで、使用を禁止され、削除されました。ですから、アカネ色素を安全だとしていた平成八年度の厚生科学研究の妥当性そのものが私は問われているというふうに思うわけです。
その上で、遺伝毒性発がん物質のリスクですとか、ウラン、プルトニウムそれから超ウラン元素のアルファ核種、ストロンチウム等につきまして、今後の検討課題として残されており、継続的に検討を行うことといたしております。食品安全委員会といたしましては、既に関連する科学的知見の収集も始めておりますので、速やかにワーキンググループを立ち上げて検討を開始する予定でございます。
我孫子市消費者の会が、私が会長になったときに、もう少し勉強したいと東京の遺伝毒性を考える集いというところに参加して、勉強の結果、友人たちと一緒に運動をしたものの中の一つです。 一九九三年、新潟県の胆道がん患者多発の原因は除草剤CNPが河川を通じ水道水に混入していることだという新潟大学の山本正治教授の疫学調査の発表を知りました。CNPとは水田にまく除草剤、クロルニトロフェンのことです。
食べたときに人体に与える影響ということなんですが、原子力委員会では、国内外の研究成果ですとか先ほども例示いたしました国際機関の報告書などの科学的な知見を踏まえまして、照射食品の発がん性や遺伝毒性などの安全性について検討を行ったところでございます。この結果、適正な線量を守り照射を行った場合には、照射食品の安全性については一定の見通しがあると結論しております。
○政府参考人(遠藤明君) 残留農薬基準の設定につきましては、当該農薬の毒性に関する動物試験成績等に基づきまして、一生涯にわたり摂取した場合においても健康確保に支障がない量である許容一日摂取量、ADIを検討するということが不可欠でございまして、クロルピリホスメチルにつきましては、一昨年二月にも審議会の下部組織でございます調査会において審議をいたしましたが、遺伝毒性の有無等に関する追加情報が必要であるとの
本年春、スクラロースの遺伝毒性や安定性について問い合わせを受けたことから国立医薬品食品衛生研究所の専門家とも相談をいたしましたけれども、現段階においてこれまでの評価を見直す必要はないとの結論に至ったところでございます。
○大臣政務官(渡辺具能君) クロルピリホスメチルにつきましての基準についての考え方でございますが、一昨年二月にも審議会の下部組織であります調査会において審議したところでございますが、遺伝毒性の有無等に関する追加情報が必要であるとの結論に至ったわけでございまして、御指摘のとおり、まだADIの設定に至っておりません。
それから、消費者団体関係者として、そこに書いてありますように、主婦連、消費科学連合会、日本消費者連盟、遺伝毒性を考える集い、情報公開法を求める市民運動、それからHIV訴訟原告弁護団、全国消費者団体連絡会といったところの代表の方々に御参画をいただきまして、それぞれのお立場からこの問題についての御意見をお聞きしたということであります。
今御指摘の遺伝毒性のある発がん物質については閾値がないということでございます。リスク評価なりリスク管理というのは、閾値のある物質とは違った取り組みをしなければならない。そういうことも含めまして、このダイオキシン問題に、特に基準づくりに急がなければならないわけでございますが、それに基づきまして各種の施策を実施していかなければならないと考えておるところでございます。
有害大気汚染物質のうち、遺伝毒性のある発がん性物質は、ある暴露量以下では影響が起こらないとされる量が存在しないことから、ごく微量であっても健康影響を発生させる可能性を否定できないというふうにされております。
例えば、一九九二年、レモンやオレンジなどかんきつ類の防カビ剤イマサリルにつきまして厚生省は、急性毒性は低い、発がん性や遺伝毒性はない、こういうことで食品添加物に指定したわけであります。しかし、このイマサリルにつきましては、大量に摂取すれば肝臓や腎臓障害を起こす、あるいは目や皮膚にも障害を起こすという報告がなされております。
先ほど私が厚生省に伺っていた中で、例えば残留農薬の基準値の設定等の問題につきましても、今、環境庁が出しているもの、これはどうもちょっと問題ないわけじゃありませんけれども、しかし環境庁が出している基準というものと比べればまだまだ数も足りないわけですし、もっと幅広くやっていかなければもういろんなものが入っているんですからということがありますし、それからテストの問題、特に遺伝毒性等については神経質になり過
それから、データの試験のことでございますけれども、先ほど御指摘のございました遺伝毒性も含めまして、私ども厚生省で農薬に関する安全性の資料を収集いたしまして、食品衛生調査会におきまして御審議をお願いしているわけでございます。
それから、試験の実施の有無でございますけれども、食品衛生調査会におきましては、私ども厚生省におきまして、遺伝毒性も含めましていろんな毒性実験データを収集いたしまして、その収集したデータに基づきましての御評価でございまして、食品衛生調査会が独自に試験を実施するわけではございません。
ポストハーベスト農薬と言われてはいますが、基準を考えるとすれば、食品衛生法第六条で規制している食品添加物として位置づけ、慢性毒性、発がん性、催奇形性、遺伝毒性などの検査をした上で、安全が実証されない限り指定せずの原則を適用した審査を行うべきであると私たちは思いますが、ちなみに殺虫剤は添加物として認められていないと思います。 これらのことをどうお考えになりますか。
それから、京都大学の遺伝毒性につきましても、塩田先生と接触をいたしまして、文献の内容についてお聞きをいたしました。 私どもは、これらの資料を早急に中央薬事審議会に諮りまして、厚生省としての評価を行いたいと思っております。
あるいは実際に出回っている非農耕用だと言われている商品が農薬に使われているわけですけれども、残留性だとか遺伝毒性などの試験は一体なされているのかどうか。それから、農水省がこれまでパラコート中毒事件防止のためにいろいろ対応してきましたね。例えば着色であるとか、着臭であるとか、催吐剤を使用するだとか、そういうものは一体適用になるのかならぬのか。そこのところをもうちょっと明確にしてください。
○菅野久光君 2・4・5Tの問題も、初めは安全だ安全だ、大丈夫なんだ大丈夫なんだということで、結果的にアメリカでこれは大変な発がん性がある、あるいは遺伝毒性がある、そういうようなことがわかって、結局日本でも緊急にやめたという経過があるわけですね。
そういう例から考えていくと、今後問題が出てきてから、ましてや遺伝毒性、催奇形性になってくると何代か後、六代ぐらい後になってからだめでしたなんて言ったってもう遅いのですから、そういう意味でもぜひ研究をお願いしておきたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、催奇形性あるいは遺伝毒性、こういったものまで踏み込んでいきますと、例えばAF2の問題に関しても今御答弁いただいたような状況で、確かに昭和四十九年に使用禁止になったわけでございますが、これに関しても遺伝研の田島博士の研究では、例えば蚕にAF2を投与した場合にどういう事態になったかというと、一代目は大したことなかったが、三代目に入って一挙に突然変異が出始め、六代目で子孫をつくることができなくなった
○竹内(勝)委員 そこで、この発がん性等も後で論ずるわけでございますが、まず、化学物質には、御承知のように、生理的な一般毒性、これは急性、慢性毒性ですね、そして今お話がありましたとおり発がん性あるいは遺伝毒性、催奇形性、こういったものが特殊毒性として分類されるやに伺っておりますけれども、こういったものには最大の作用量、いわゆる閾値というものが存在するわけでございますけれども、この最大の作用量、いわゆる
ダイオキシンの急性毒性、発がん性、催奇性、遺伝毒性などから明らかなように、地上最強の毒性と2・3・7・8ダイオキシンは言われております。これは、環境に放出された場合でも安定していて分解されることが少ない。生体濃縮があり、たとえ微量のものでも長い間には生体内に蓄積される。また、体内に入ったダイオキシンは発がん性、催奇性、遺伝毒性を持っている。
さらに、これは発がん性、遺伝毒性、奇形児——地上最強の毒性とまでこれは言われておるわけですね。こういう猛毒がごみ処理場から煙突や機械を通じて発生しておるということが明らかになってきております。 さらに、清掃現場における事故が相次いでおりますね。例えば、これは死亡災害の発生状況ですが、五十四年が二十六人、五十七年は三十八人に上っております。